犬の場合、乳腺腫瘍イコール癌ではなく、悪性と良性の確率は半々です。良性なら切除して終了ですが、悪性なら再発や転移を経過観察しないといけません。
若いうちに避妊手術を受けると、乳腺腫瘍の発生率が大幅に減るので、繁殖を望まないのであれば、若いうちの避妊手術をおススメ致します。
2017.01.17更新
犬の場合、乳腺腫瘍イコール癌ではなく、悪性と良性の確率は半々です。良性なら切除して終了ですが、悪性なら再発や転移を経過観察しないといけません。
若いうちに避妊手術を受けると、乳腺腫瘍の発生率が大幅に減るので、繁殖を望まないのであれば、若いうちの避妊手術をおススメ致します。
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2017.01.17更新
避妊手術をしていない中齢期以降の犬で多い病気です。生理後1~2ヶ月くらいになりやすく、食欲が落ちたり、水をよく飲んだり、陰部から変な色のおりものが出たりすると怪しいですね。
この写真のように、子宮が膿でパンパンに腫れます。
手術を受けないと命に関わる恐ろしい病気なので、繁殖を希望しないのであれば、若いうちに避妊手術を受けましょう。
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2017.01.17更新
通常は睾丸の中に精巣が2つあるものですが、この子は精巣が2つともありません。その行方は、腹腔内にありました。
オスの場合、生後数か月で精巣がお腹の中から睾丸に降りて来るのですが、中には降りて来ずに腹腔内(お腹の中)や皮下(皮膚のすぐ下)に存在する事があります。
そういったワンちゃんは繁殖に向かないですし、精巣が腫瘍化する恐れがあるので、早めの去勢手術をおススメ致します。
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2017.01.17更新
犬の臍ヘルニアいわゆる、でべそですね。臍部(へそ)にリング状のすき間が存在していて、そのすき間にお腹の脂肪が出ている状態です。
様子を見る事も可能ですが、臍ヘルニアが巨大化して、腸を巻き込むとやっかいなので、避妊手術と同時に臍ヘルニアを整復しました。
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2017.01.17更新
ワンちゃんは人間と違い、自分で歯磨きをするわけではありません。ですから、中齢期以降のワンちゃんのほとんどが歯周病になっております。
毎日まめに歯磨きをしてあげている飼い主様のワンちゃんは大丈夫ですが、実際は難しいですよね。
歯周病(歯石・口臭・口内炎)でお困りでしたら、スケーリングをしてあげましょう。
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2017.01.16更新
犬の膝蓋骨脱臼とは、後肢にある膝蓋骨(いわゆる膝のサラ)が正常な位置から外れた状態をいう。小型犬の内方脱臼が圧倒的に多い。
症状は無症状から歩行困難まで幅広く、軽い跛行なら痛み止めと安静で様子を見ますが、改善がない場合は手術になる事もあります。
手術では外れた膝蓋骨を正常な位置にはめて脱臼を整復します。
右が手術前、左が手術後のレントゲン写真です。
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2017.01.16更新
レッグ・ペルテス病とは、股関節にはまっている大腿骨頭への血液供給不足により骨頭が壊死する病気です。
小型犬の1歳未満の子に多く、突然後肢をあげて痛そうにします。放置すると筋肉が萎縮し細くなり、大腿骨頭は変形し永久に跛行が残る可能性がおります。
手術で壊死している大腿骨頭を切断するのが一般的です。
右が手術前、左が手術後6ヶ月のレントゲン写真です。
股関節にはまっている大腿骨頭が無くなっているのが、わかりますかね。筋肉量も手術前は左右差がありましたが、手術後は左右差を感じません。
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