急に後肢が麻痺して歩けなくなるのが椎間板ヘルニア。
ダックス・コーギー・ビーグルなどの胴長短足犬種が多いと言われますが、どの犬種でも起こりえます。
痛み止めで改善しなければ、手術になる事が多いです。原因部位を特定するために手術前にはMRI検査を受けます。
手術の成功率や手術後の回復ペースは、手術前の痛覚(痛みを感じるかどうか)に影響を受けます。
2016.09.20更新
急に後肢が麻痺して歩けなくなるのが椎間板ヘルニア。
ダックス・コーギー・ビーグルなどの胴長短足犬種が多いと言われますが、どの犬種でも起こりえます。
痛み止めで改善しなければ、手術になる事が多いです。原因部位を特定するために手術前にはMRI検査を受けます。
手術の成功率や手術後の回復ペースは、手術前の痛覚(痛みを感じるかどうか)に影響を受けます。
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2016.09.20更新
小型犬で多い膝蓋骨脱臼。膝蓋骨とはパテラと言って膝の皿の事です。
犬種的に先天的に、膝の皿がはまる溝が浅い子が多く、皿が溝からずれて脱臼してしまいます。
ケンケン歩きやスキップをしたり、痛みを伴う場合もあります。
痛み止めと安静で様子をみる事もありますし、浅い溝を深くして皿を溝にはめる手術を行う場合もあります。
写真は脱臼した皿と浅い溝です。
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2016.09.20更新
ウサギの食欲不振は、胃腸が機能しなくなる胃腸うっ滞(昔は毛球症と呼んでいた)や臼歯の噛み合わせが悪い不正咬合が原因である事が多いです。
胃腸うっ滞の場合、通常、点滴と胃腸運動促進注射と強制給餌で改善を待ちますが、今回は反応が良くありません。
レントゲン検査では腸内ガスも多く、緊急オペとなりました。
口腔内チェックでは不正咬合はなく、開腹すると腸に亀裂が入り炎症を起こし化膿している事が判明しました。
化膿した腸を切開して縫合しオペは終了。オペ後しばらくしたらエサを食べてくれたのでホッと安心しました。
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2016.09.20更新
家出して帰って来た猫が怪我してしまいました。
見た感じケンカ傷っぽくないので、おそらくフェンスや柵等で引っ掛けて傷ついてしまったように思います。
麻酔下で縫合してきれいになりました。
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2016.09.20更新
唾液腺が何らかの原因で破損し唾液が漏れ出す事で嚢胞(袋)を形成し頚部が腫れています。
嚢胞から唾液を吸引する事も可能ですが、結局再発してすぐにまた腫れる事が多いです。
今回は手術で唾液腺嚢胞を摘出しました。
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2016.09.20更新
鼠径ヘルニアと言いまして、内股にある鼠径輪という穴からお腹の脂肪が飛び出している状態です。
飛び出す量にもよりますが、脂肪だけならまだしも腸や膀胱を巻き込むと大変な事になります。
この子は避妊手術と同時に鼠径ヘルニアを整復しました。
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2016.09.20更新
眼球摘出とは、目に痛みがあり視力の回復が望めない場合に行う手術です。
日本では眼球摘出は見た目を気にして敬遠されがちですが欧米ではむしろ一般的で、動物にとっては痛みがなくなり楽になれるので非常に有意義な手術です。
角膜が正常ならば見た目を気にして義眼にする選択肢もありますが、今回は眼圧が高く角膜もかなり傷ついているため、飼い主様と相談の上、眼球摘出を選択しました。
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2016.09.20更新
避妊手術をしていない中齢期以降の犬で起きます。
生理後1~2ヶ月でなりやすく、症状としてはよく水を飲んだり食欲が落ちたりします。
陰部から膿が出る事もありますが、膿が出ない場合は子宮内に蓄膿するのでお腹がパンパンに張ってしまいます。
緊急手術をしないと命に関わる事もある病気なので、そうならないためにも早い時期の避妊手術をおススメします。
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